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内分泌・代謝系疾患(糖尿病など)

主な内分泌・代謝系疾患

内分泌・代謝系疾患(糖尿病など)

摂食障害

  • ひとくちに「摂食障害」と言っても、「神経性食欲不振症(通称:拒食症)」と「神経性過食症(通称:過食症)」の二つにわけられます。拒食症は持続する意図的な体重減少によって特徴づけられる疾患です。青年期女性と若い女性に最も多く、思春期や結婚後の発症もみられます。過食症は体重減少こそないものの、無茶喰いとその後の体重増加を防ぐために、絶食や排出行為(自己誘発性嘔吐や下剤乱用など)を繰り返します。肥満恐怖、自己評価が体重や体型にあるなど、発症には様々な要因が絡んでいると考えられています。

診断・治療

  • 治療は心理療法が主体になりますが、身体的合併症のために内科的治療が優先される場合も多くあります。また心理療法には家族の協力がとても大切になります。身体的な状況が厳しい場合、入院加療が必要となりますので、専門の医療施設をご紹介いたします。

バセドウ病

  • 甲状腺ホルモンが過剰に分泌される結果、甲状腺機能亢進症状を示す疾患です。発症や経過には遺伝的素因に加え、感染や心理的ストレスなどが影響を及ぼしますが、特に心理的ストレスが重要になります。症状としては、「メルセブルクの3徴候」と呼ばれる頻脈やびまん性甲状線種、及び眼球突出がある他も、体重減少や発汗著明・手指振戦・食欲亢進・下痢等の身体症状、イライラ・不安・注意集中困難・活動的で多弁・情緒不安定などの症状がみられます。

診断・治療

  • 軽躁状態になったりうつ状態になったり、あるいは分裂病様の症状が出たり、神経症や精神病と誤診されることもあります。このため血液検査で、甲状腺ホルモン、TSH、TSH受容体抗体を測定します。治療薬としてはメチマゾール(MMI)及びプロピルチオウラシル(PTU)などの抗甲状腺薬を年単位で内服するのが望ましいとされています。

心因性多飲症

  • 心理的原因による病的な口渇感を解消するために過剰な水分摂取を行い、その結果、多尿をきたす疾患です。この疾患の患者の多くは、飲水という行為に不安や怒り、敵意などの感情に対する鎮静効果や欲求不満の代償を求めていると考えられています。大量の飲水が長く続くと低張尿をきたし尿崩症との鑑別が困難となります。

診断・治療

  • 尿崩症と異なり、血清浸透圧また血清ナトリウム値は、正常下限~低値を示すが、尿中浸透圧も同様に低下しています。尿検査や血液検査に加え、頭部MRI検査も大切になります。
  • 治療としては、中枢神経症状がないものでは、水制限を中心にゆっくりと是正します。

糖尿病

  • 糖尿病は生活習慣病であり、発症すれば習慣が変わらない限り一生涯に渡って血糖をたもつための治療が必要となります。自己管理に委ねる割合がとても高く、性格やとりまく環境因子(心理社会的因子)からの影響も大きく受けます。社会経済状況の変化や人間関係などのストレスのため生活習慣の乱れを正せないことが多くあります。
  • また、糖尿病患者は非糖尿病患者に比べてうつ病に罹るリスクが2倍になるとの報告があります。頭痛や胸痛、腹痛、背中の痛みなどの不定愁訴を認める場合、うつ病を合併している可能性もあり注意が必要になります。

診断・治療

  • 治療は治療者と患者との間の関係性に大きく関係しており治療を継続して成功させるためにとても重要です。治療者が一方的に指示していくのではなく、互いに相談し合いながら治療していく関係がとても大切になります。

肥満症

  • 肥満とは体脂肪組織が過剰に蓄積した状態をいい、Body mass index(BMI)が25㎏/m2以上を肥満と定義されています。肥満は高血圧、糖尿病、虚血性心疾患などの危険因子であり、その治療と予防は医学的・社会的に大きな課題となっています。
  • 原因としては、何らかの遺伝的因子に、エネルギーの過剰摂取、エネルギーの利用または消費不足など後天的因子が加わって発症してくるものと考えられています。

診断・治療

  • 脂肪組織の分布から、単純性肥満症は皮下脂肪蓄積型と内臓脂肪蓄積型に分類されます。症候性肥満症には、クッシング症候群、甲状腺機能低下症など内分泌疾患で精神症状を呈するものがあり鑑別が必要になります。治療としては、食事療法や運動療法に加え認知行動療法、薬物療法などがあります。
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