新型コロナ後遺症外来とは
新型コロナウィルス感染症は、咳や発熱などの急性期の症状が落ち着いても3~4割の人に後遺症が残るとも言われています。症状はごく軽症のものから、全身倦怠感や重度の身体疾患や精神疾患までと非常に幅があります。多い症状としては、倦怠感、呼吸困難、関節痛、胸痛であり、その他に嗅覚・味覚障害、頭痛、めまい、下痢など多彩な症状を呈します。
原因として自律神経異常や血栓、ホルモン異常などが推察されますが、現在のところ詳細は不明です。
当院では、手技で自律神経のバランスを整え、これらの症状の改善を図るべく新型コロナ後遺症外来を始めることとしました。
適応
感染後2か月近く経過している方で、下記のような症状を認める方
典型的な症状
- 全身の倦怠感
- 気分の落ち込み
- 思考力の低下(ブレインフォグ)
- 頭痛
- 家の階段を上るだけで息が切れる
- 不眠
- 体のあちこちが痛むが検査で異常がでない
- 動悸
- 食欲不振
- 咳
- 脱毛
- 味覚・嗅覚異常
なお、何度か行い、効果を認めない場合は別の疾患の可能性を疑い、専門医療機関をご紹介致します。