- 自律神経失調症とは、自律神経がバランスを崩した状態を指します。
- 自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの神経から成り立っており、呼吸、体温、血管や内臓などの動きを無意識的にコントロールしています。簡単に言えば、交感神経は、日中にほどよく緊張して活動することを司り、副交感神経は夜、リラックスして眠るために活躍します。車に例えると、交感神経はアクセルで、副交感神経がブレーキとなります。
- 通常は交感神経と副交感神経が、綱引きをするようにバランスをとりながらうまく働いていますが、ストレスや疲労、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活習慣などにより、バランスが崩れてしまうことがあります。この状態が自律神経失調症なのです。
自律神経失調症の主な症状
-
- 睡眠障害
- 微熱が続く
- 片頭痛
- ひどい肩こり
- 手足のしびれ
- 息苦しさ、動悸
- 食欲低下
- 冷えやほてり
- イライラ、不安
- めまい、立ちくらみ、耳鳴り、頭痛
- 腹痛、下痢、便秘
- 血圧や脈の異常
- 疲労感、倦怠感
- など
自律神経失調症の治療
- 治療をしていく上で、最も大切なのは、さまざまな理由により体のバランスを壊してしまっており、治療には十分な休息が必要なことを認識することになります。その上で、必要に応じ、抗不安薬や抗うつ薬などによる薬物療法や心理療法(カウンセリング)が行われます。また、夜はよく寝て、日中はしっかり活動するなど、規則正しい生活をする、栄養バランスのとれた食事をきちんと摂る、適度な運動をする、環境を調整するなどの生活改善もとても大切です。
- 住所
- 〒104-0061 東京都中央区銀座1-6-16 銀座1616ビル4階
- アクセス
- 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅5番出口より徒歩3分
JR各線・東京メトロ有楽町線「有楽町」駅 京橋口より徒歩5分
- 電話番号
-
03-3535-2280
- 診療予約
- 03-3535-2280
- PAGE TOP