• 2026年8月14日
  • 2026年7月15日

第6回:【気象病によるめまい】フワフワ・グルグルする不快感を解消

「雨の日が近づくと、なんとなく頭がフワフワして足元が浮いている感じがする」「急に天気が悪くなると、目の前がグルグルと回るようなめまいがする」……。気象病による「めまい」や「耳鳴り」は、大変な不安を伴う症状です。

このめまいの直接的な原因は、気圧の変化によって内耳の中にあるリンパ液の圧力バランスが崩れてしまうことにあります。内耳は体の平衡感覚を司る大切な場所です。ここに気圧の変化によるむくみが起こることで、脳へ誤った傾き信号が伝わり、めまいとして知覚されます。さらに、自律神経が乱れて血管が収縮すると、内耳への血流がますます低下し、めまいや耳鳴りの症状をより一層悪化させてしまう悪循環に陥るのです。

当院での診断では、耳由来のめまいなのか、自律神経の乱れによる血圧変動が原因のめまいなのかを丁寧に見極めます。治療では、首から耳まわり、そして頭蓋骨周辺の緊張を優しくリリースし、内耳のリンパの巡りと血流を劇的に改善します。自律神経を安定させることで、お体自身が平衡感覚を正しく調整する自然治癒力を呼び覚まします。

このようなめまいの予後は非常に明るく、耳の周辺をしっかりとケアしていけば、1ヶ月前後でフワフワした不安定な感じはスムーズに落ち着いていくことが多いです。

自宅で出来る対策は、首の後ろ(髪の生え際あたり)を温めることです。蒸しタオルやカイロなどで温めることで、首の大きな血管が広がり、内耳への血流がスムーズになってめまいの予防に繋がります。

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