• 2026年9月6日
  • 2026年8月24日

記事9:肋間神経痛と心の健康:ストレス、不眠、不安、うつ病との関連と向き合い方

「胸が痛くて深呼吸もできない。このまま呼吸ができなくなるんじゃないかと不安で仕方ない」「激しい痛みがいつ襲ってくるか分からない。常にその恐怖に怯えている」「痛みのせいで仕事も遊びも手につかず、気分が落ち込む一方だ」。肋間神経痛は、身体的な苦痛に加え、患者さんの心にも深刻な影響を及ぼすことがあります。突然の激痛、予測不能な発作、それに伴う不眠や活動制限、そして周囲からの理解不足などが重なり、ストレス、不安、そしてうつ病といった心の不調を併発するリスクが高まります。

肋間神経痛が心の健康に与える影響は多岐にわたります。

  • 不眠による心身の疲弊: 寝返りや特定の姿勢での痛みは睡眠を著しく妨げ、深い眠りが取れないため、日中の倦怠感、集中力低下、イライラ、そして精神的な疲弊を引き起こします。これが痛みをさらに悪化させる悪循環に陥ることもあります。
  • 予測不能な痛みへの不安と恐怖: 激しい痛みがいつ、どこで襲ってくるか分からないという不安は、患者さんの行動を制限し、外出や仕事、社会活動への参加をためらわせます。特に、心臓の病気ではないかという恐怖は、さらなる不安感を募らせます。
  • 活動制限と社会的な孤立: 痛みのために、体を動かすことが困難になったり、仕事や趣味、スポーツなどを諦めたりすることで、社会的な活動が減り、孤立感を深めることがあります。また、痛みが見えにくいため、周囲に「ただの神経痛でしょ」と軽く見られ、理解されないことにも苦しみます。
  • 気分の落ち込みと抑うつ傾向: 慢性的な身体の痛み、活動制限、QOLの低下、病気との長期的な付き合いへの負担などから、気分の落ち込み、意欲の低下、無気力といったうつ病の症状が現れることがあります。
  • ストレスと悪循環: ストレスは自律神経のバランスを乱し、痛みの感じ方を過敏にしたり、筋肉の緊張を高めたりすることで、肋間神経痛の症状を悪化させる可能性が指摘されています。症状が悪化することでさらにストレスが増すという悪循環に陥りやすいです。

心療内科医である当院では、肋間神経痛の患者さんの身体症状だけでなく、心の状態にも細やかに目を向け、両面からアプローチすることを重視しています。ストレスの状況、睡眠の質、気分の状態などを詳細に問診し、必要に応じて心理検査も行い、心のケアも提供します。

治療においては、肋間神経痛の整形外科や神経内科での治療と並行して、当院独自の「サトワタッチケア」が、心身のバランスを整え、心の安定にも大きく貢献します。サトワタッチケアは、自律神経を調整し、深いリラックス効果をもたらすことで、精神的なストレス軽減や不安の緩和、不眠の改善に繋がります。これにより、体の痛みの改善だけでなく、心の健康も回復し、より穏やかで活気に満ちた日常生活を送れるようサポートいたします。身体のつらさだけでなく、心のつらさも感じる方は、決して一人で抱え込まず、専門医にご相談ください。

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