• 2026年8月31日
  • 2026年8月24日

記事3:肋間神経痛が引き起こす心と身体のSOS~不眠、不安、活動制限、心の負担~

「胸が痛くて深呼吸ができない」「寝返りを打つたびに痛みが走って、夜中に何度も目が覚める」「心臓が悪いんじゃないかと不安で仕方ない…」。肋間神経痛は、単なる体の痛みにとどまらず、患者さんの身体だけでなく、心にも深刻な影響を及ぼし、日常生活の質(QOL)を著しく低下させます。そのつらさは、周囲に理解されにくく、「ただの神経痛でしょ」と軽く見られがちで、患者さんは孤立感を深めてしまうことも少なくありません。

肋間神経痛が引き起こす主な心身のSOSとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 不眠症と睡眠の質の低下: 寝返りを打つたびに痛みが走ったり、特定の姿勢でしか眠れなかったりするため、睡眠が中断され、十分な休息が取れなくなります。これにより、日中の倦怠感、集中力低下、イライラなど、様々な不調につながります。
  • 慢性疲労と倦怠感: 痛みによる身体的な負担、睡眠不足、そして常に痛みを気にする精神的な負担が重なり、常にだるさや疲労感を感じるようになります。
  • 活動制限と社会生活への影響: 痛みのために、体をねじる、腕を上げる、重いものを持つなどの日常動作が困難になることがあります。仕事や趣味、スポーツ、家事などが制限されることで、社会的な活動が減り、孤立感を深めることがあります。
  • 呼吸の制限: 深呼吸や咳、くしゃみなどで痛みが強くなるため、無意識に呼吸が浅くなることがあります。これにより、酸素不足やさらなるストレスを引き起こす可能性があります。
  • 心の健康への影響: 激しい痛みの反復、いつ痛みが現れるか分からないという不安、心臓や肺の病気ではないかという恐怖、社会生活への制限などが重なり、強い不安感、抑うつ気分、ストレスなどを併発するリスクが高まります。精神的な負担は、さらに痛みを悪化させるという悪循環に陥ることもあります。
  • 集中力の低下: 常に痛みが気になるため、仕事や学業、家事などに集中できなくなります。

心療内科クリニックである当院では、肋間神経痛の患者さんの身体症状だけでなく、心の状態にも細やかに目を向け、両面からアプローチすることを重視しています。患者さんの訴えを丁寧に聞き、心と身体のつながりを理解した上で、適切な診断と治療方針をご提案します。体の痛み、そしてそれに伴う心のつらさは我慢するものではありません。私たちはあなたの悩みに真摯に寄り添い、共に解決策を見つけていきます。

銀座レンガ通りクリニック 03-3535-2280 ホームページ