• 2025年6月3日
  • 2025年6月2日

2、むずむず脚症候群、もしかして私?具体的なチェックリストとセルフチェック

夜中に脚の不快感で目が覚める、寝ようとすると脚がソワソワしてじっとしていられない――。そんな症状に悩まされているあなたは、「これって何かの病気なの?」と不安に感じているかもしれません。もしかすると、それは**むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群:RLS)**かもしれません。

自分の症状がむずむず脚症候群に当てはまるのかどうか、知りたいですよね。実は、国際的な診断基準に基づいて、いくつかのポイントでセルフチェックができます。ただし、あくまで目安であり、最終的な診断は専門医が行うものです。ご自身の症状を客観的に見つめ直すきっかけにしてみてください。

あなたの症状は当てはまりますか?むずむず脚症候群セルフチェック

以下の4つの項目に多く当てはまるほど、むずむず脚症候群の可能性が高まります。

  1. 脚を動かしたくなる不快な感覚がある
    • 脚の奥がむずむずする、虫が這うようだ、ゾワゾワする、チクチクする、引っ張られる感じがする、かゆい、痛いなど、表現しにくい不快な感覚が脚に出る。
    • この感覚のために、脚を動かしたくてたまらない衝動に駆られる。
    • これらの感覚は、脚だけでなく、腕や体幹に現れることもあります。
  2. 安静にしている時に症状が出現、または悪化する
    • 座っている時、横になっている時、特に夜間など、体を安静にしている時に脚の不快感が現れたり、より強くなったりする。
    • 映画を観ている時や飛行機の中でじっとしている時などにも症状が出やすい。
  3. 脚を動かすと症状が一時的に改善する
    • 不快な感覚や動かしたい衝動が、脚を動かすこと(歩く、ストレッチする、脚を揉むなど)で一時的に、または完全に和らぐ
    • しかし、動かすのをやめて安静にすると、また症状が戻ってくる。
  4. 症状が夕方から夜にかけて悪化する
    • 症状は一日のうちで、夕方から夜間にかけて特に強くなる傾向がある。
    • このため、寝ようとすると症状が出現し、寝付けない眠りが浅くなるなどの不眠につながることが多い。

いかがでしたでしょうか?もし、これらの症状に心当たりがあり、睡眠や日常生活に支障が出ているようでしたら、放置せずに専門の医療機関を受診することをお勧めします。自己診断だけで終わらせず、医師に症状を詳しく伝え、適切な診断を受けることが、症状改善への第一歩となります。当クリニックでも、これらの症状について丁寧にお話を伺い、必要な検査を行いながら、あなたの悩みに寄り添ったサポートを提供しています。

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