• 2025年6月2日

1,むずむず脚症候群とは?夜間の脚の不快感、その正体と症状

「もう眠れない…」「脚が変な感じで、じっとしていられない」。夜中に脚に感じる、何とも表現しがたい不快感に悩まされていませんか?「むずむず」「ゾワゾワ」「虫が這うよう」「ピクピク」――そういった感覚が原因で、布団に入ってもなかなか寝付けず、深い眠りにつけない。これは、もしかしたらむずむず脚症候群かもしれません。

正式名称は「レストレスレッグス症候群(Restless Legs Syndrome:RLS)」。日本ではまだあまり知られていませんが、実は成人のおよそ2~5%が罹患しているといわれる、比較的患者さんの多い神経疾患です。多くの人が「体質かな」「気のせいかな」と思ってしまいがちですが、れっきとした病気であり、適切な診断と治療で症状を和らげ、生活の質を大きく改善できる可能性があります。


むずむず脚症候群の主な症状

むずむず脚症候群には、国際的に定められたいくつかの特徴的な症状があります。もし、あなたの症状が以下の4つの項目に当てはまるなら、むずむず脚症候群の可能性を考慮してみましょう。

  1. 脚を動かしたくなる不快な感覚: 脚の奥深くから湧き上がるような、むずむず、チクチク、かゆみ、痛み、あるいは虫が這うような感覚など、言葉では表現しにくい独特の不快感があります。脚だけではなく、腕や胴体に感じることもあります。
  2. 安静時に症状が悪化: 座っている時や横になっている時など、体を安静にしている時に症状が出現したり、悪化したりします。
  3. 運動で症状が一時的に改善: 不快な感覚は、脚を動かすことで一時的に、あるいは完全に改善します。歩き回ったり、脚を揺らしたり、ストレッチしたりすると楽になるため、症状が出るとつい体を動かしてしまいます。
  4. 症状は日中より夕方から夜にかけて悪化: 一日のうちで、夕方から夜間にかけて症状が強くなる傾向があります。このため、寝ようとすると症状が現れ、不眠に陥りやすいのが特徴です。

これらの症状は、特に寝る前の安静時に強く現れるため、睡眠障害の大きな原因となります。睡眠不足は日中の集中力低下や倦怠感につながり、日常生活にも大きな影響を与えてしまうことがあります。

もし、あなたがこのような症状に心当たりがあるなら、それは決して「気のせい」ではありません。一人で悩まず、一度専門医に相談してみることを強くお勧めします。適切な診断を受け、あなたの苦痛を和らげる道を探しましょう。


むずむず脚症候群とは?夜間の脚の不快感、その正体と症状

「もう眠れない…」「脚が変な感じで、じっとしていられない」。夜中に脚に感じる、何とも表現しがたい不快感に悩まされていませんか?「むずむず」「ゾワゾワ」「虫が這うよう」「ピクピク」――そういった感覚が原因で、布団に入ってもなかなか寝付けず、深い眠りにつけない。これは、もしかしたらむずむず脚症候群かもしれません。

正式名称は「レストレスレッグス症候群(Restless Legs Syndrome:RLS)」。日本ではまだあまり知られていませんが、実は成人のおよそ2~5%が罹患しているといわれる、比較的患者さんの多い神経疾患です。多くの人が「体質かな」「気のせいかな」と思ってしまいがちですが、れっきとした病気であり、適切な診断と治療で症状を和らげ、生活の質を大きく改善できる可能性があります。 

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