うつ病の治療

一般的には、治療は安静休養が大切になりますが、様々な外的・心理的要因により、結果として抗うつ薬を中心とした向精神薬で様子をみることとなり、治療に時間がかかる事もあります。外的要因としては仕事などの業務過多だったり、人間関係などの問題が最たるものです。また心理的要因として、拘りの強さや他者配慮、自己過小評価などがあると、外的要因を乗り越えるのに時間がかかり結果として、治療期間も伸びたりします。鍵は、如何に積極的に安静休養をとるかにかかってくるので、諦めず時間がとれるまで頑張りましょう。治療においては様々な原因があり気分の落ち込みが酷ければ薬を選択する事になります。うつ病であっても軽症であれば漢方薬だけでも改善する事もありますし、今後、更なる悪化が予想されるときは最初から予防的に抗うつ薬を使用することもあります。