• 2025年5月15日

外見の変化と自己肯定感:がん治療による影響と心のバリア

がん治療の副作用による外見の変化(脱毛、皮膚の変化、手術痕など)は、患者さんの自己肯定感に大きな影響を与えることがあります。「人前に出るのが辛い」「以前の自分とは違う」といった悩みを抱え、社会生活に消極的になることもあります。コスメティックサポート(メイクアップやウィッグの相談など)や、精神療法(個人またはグループ)は、外見の変化を受け入れ、自己肯定感を取り戻すためのサポートとなります。心理評価では、ボディイメージや自己肯定感の低下の程度を評価します。日常生活においては、無理のない範囲でおしゃれを楽しむこと、信頼できる人に悩みを打ち明けることなどが大切です。

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