• 2025年5月14日

「もしかして他の病気?パニック障害と間違われやすい病気との違いと見分け方のポイント」

突然の強い不安発作は、パニック障害の主要な症状ですが、広場恐怖症、社交不安症、全般性不安障害など、他の不安障害でも見られることがあります。また、甲状腺機能亢進症や不整脈などの身体疾患が、パニック発作と似た症状を引き起こすこともあります。それぞれの病気には、不安の質や引き金となる状況、伴う症状などに違いがあるため、自己判断せずに、専門医による正確な鑑別診断が非常に重要です。例えば、パニック障害は予期しない発作が特徴的ですが、社交不安症は特定の社会的な状況での不安が中心となります。また、パニック障害に広場恐怖症やうつ病などの精神疾患が併存することも少なくありません。「自分の症状はどの病気に近いのだろう?」と疑問に思ったら、遠慮せずに医師に相談し、適切な診断と治療を受けてください。

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