- 2025年5月14日
「もしかして慢性疲労症候群?」と思ったら
まずは内科、神経内科、または心療内科を受診することをお勧めします。医師に症状を詳しく伝え、いつから、どのような症状があるのか、日常生活にどのような支障が出ているのかを具体的に説明することが大切です。診断のためには、血液検査、尿検査、甲状腺機能検査、自己抗体検査、脳波検査、MRI検査など、他の病気を除外するための様々な検査が行われることがあります。患者さんは、「どんな検査をするんだろう?」「異常が見つからなかったらどうなるんだろう?」と不安に感じるかもしれません。これらの検査で異常がないことが、慢性疲労症候群の診断を進める上で重要な情報となります。確定診断は、国際的な診断基準に基づき、他の病気が否定された上で行われます。診断には時間がかかることもありますが、諦めずに医師と連携していくことが大切です。日常生活では、日々の症状や体調の変化を記録しておくと、医師に伝えやすく、診断の助けになります。