- 2025年5月1日
高血圧とストレス
精神的及び肉体的なストレス(負荷)がかかっている時は、ストレスに抵抗するために戦闘モードとなり、その際は交感神経が優位になります。沢山のエネルギーを身体で使用できるように交感神経により心臓や全身の血管を刺激し全身に血液が回るようにします。戦いが終われば交感神経の興奮は冷めていき何事も無かったように血圧は下がります。しかしストレスによっては、一瞬で済む場合もあれば何年も持続することがあります。この場合は基本的に交感神経を優位にして戦い続けています。心臓は強く早く収縮し、血管に強い圧力がかかり続けことで血管に負担がかかります。残念ながら仕事や精神的なストレスは長く続くことが多く、長年血管に圧力がかかると脆くならない様にコレステロールなどで補強され動脈硬化が進行します。