• 2025年4月4日

腰痛ヘルニアの治療は?

腰椎ヘルニアの治療は、観血的療法と保存的療法に分けられ、前者はいわゆる手術であり、後者は投薬治療やコルセット、リハビリ等のことです。手術による治療効果は部位によって差がありますが、予後に大きく左右するのが術後のリハビリになります。
手術では、神経を圧迫していた骨などを除去することで神経を守り症状が軽くなるわけですが、ヘルニアを起こした原因が除去されないと再発したり症状が遷延化します。スポーツが原因であれば、ヘルニアを回避すべく、サポトートを使ったり、体に負担がかかる動きから離れたりと対策はありますし、年齢的に若ければ環境の変化に順応でき予後もよくなります。一方、姿勢の問題で中年期以降に発症すると症状のコントロールが難しくなります
原因として年齢的に新陳代謝が鈍ることと、リハビリをしようにも仕事が忙しくてうまく進まないからです。リハビリの一番の目標は姿勢を変えて背骨を柔らかくして可動域を増やし、局所への負担を減らすことにあります。背骨を柔らかくするというのは、骨そのものではなく、背骨を周囲から守っている筋肉になります。
筋肉が張っていると、中の骨が十分に動けませんから結果、局所に負担がかかります。

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