• 2026年6月19日
  • 2026年6月17日

ブログ記事9:潰瘍性大腸炎と心の健康:ストレス、不安、うつ病との関連と向き合い方

「いつお腹が痛くなるか、下痢になるかと思うと外出が怖い」「病気のことを考えると、気分が落ち込んで何もする気が起きない」「薬を飲んでいても、不安で夜も眠れない」。潰瘍性大腸炎は、大腸の炎症による身体的な苦痛だけでなく、患者さんの心にも深刻な影響を及ぼすことがあります。慢性的な症状、再燃への不安、食事制限、社会生活への影響などが重なり、ストレス、不安、そしてうつ病といった心の不調を併発するリスクが高まります。

潰瘍性大腸炎が心の健康に与える影響は多岐にわたります。

  • 強い不安と恐怖: 突然の腹痛や下痢、血便への不安、再燃への恐怖は、常に患者さんにつきまといます。特に、トイレが近くにない場所への外出は、大きなストレスとなります。
  • 社会的な孤立: 食事制限や症状への不安から、外食や人との交流を避けるようになり、社会的な活動が制限され、孤立感を深めることがあります。
  • 自己肯定感の低下: 身体の不調や、思い通りに生活できないことなどが、自己肯定感を低下させ、自信を失う原因となることがあります。
  • 抑うつ気分: 慢性的な身体の苦痛、社会活動の制限、病気との長期的な付き合いへの負担などから、気分の落ち込み、意欲の低下、無気力といったうつ病の症状が現れることがあります。
  • ストレスと悪循環: ストレスは潰瘍性大腸炎の再燃因子の一つであり、症状が悪化することでさらにストレスが増すという悪循環に陥りやすいです。

心療内科医である当院では、潰瘍性大腸炎の患者さんの身体症状だけでなく、心の状態にも細やかに目を向け、両面からアプローチすることを重視しています。ストレスの状況、睡眠の質、気分の状態などを詳細に問診し、必要に応じて心理検査も行い、心のケアも提供します。

治療においては、潰瘍性大腸炎の消化器内科での治療と並行して、当院独自の「サトワタッチケア」が、心身のバランスを整え、心の安定にも大きく貢献します。サトワタッチケアは、自律神経を調整し、深いリラックス効果をもたらすことで、精神的なストレス軽減や不安の緩和に繋がります。これにより、身体の症状の緩和だけでなく、心の健康も回復し、より充実した生活を送れるようサポートいたします。身体のつらさだけでなく、心のつらさも感じる方は、決して一人で抱え込まず、専門医にご相談ください。

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