- 2026年4月21日
- 2026年4月16日
記事6:「これっていつもの頭痛?」危険な頭痛の見分け方と医療機関を受診すべきサイン
慢性的な緊張性頭痛に悩んでいると、「またいつもの頭痛か…」と軽視してしまいがちです。しかし、中には放置すると命に関わるような、危険な頭痛が隠れていることもあります。適切な診断と治療を受けるためにも、「いつもの頭痛」ではない「受診すべきサイン」を知っておくことが非常に重要です。
以下のような頭痛は、緊急性が高い可能性があります。すぐに医療機関を受診しましょう。
- 今まで経験したことのないような、突然の激しい頭痛(バットで殴られたような痛み):くも膜下出血などの緊急性の高い病気の可能性があります。
- 手足のしびれや麻痺、言葉の障害、視覚の異常など、神経症状を伴う頭痛:脳梗塞や脳出血などの可能性があります。
- 高熱、首の硬直、意識障害を伴う頭痛:髄膜炎などの可能性があります。
- 頭部外傷後に発生した頭痛:硬膜下血腫などの可能性があります。
- 癌の既往がある方の頭痛:脳腫瘍の転移などの可能性があります。
- 高齢者で、新しく発症した頭痛:側頭動脈炎などの可能性があります。
- 日を追うごとに徐々に悪化する頭痛:脳腫瘍などの可能性があります。
これらの危険な頭痛の症状は、緊急性の高い病気が隠れている可能性を示唆しています。自己判断せずに、一刻も早く専門医の診察を受けることが重要です。
当院では、心療内科の専門医として、患者さんの頭痛の種類を正確に診断するために、詳細な問診と身体診察に加え、必要に応じてCTやMRIなどの画像検査を行い、脳の異常がないかを確認します。これにより、危険な頭痛を見逃さず、適切な医療機関への連携も迅速に行うことができます。
「これっていつもの頭痛かな?」と少しでも疑問に感じたら、ためらわずに医療機関を受診してください。早期発見・早期治療が、命や身体機能を守る上で非常に大切です。ご自身の体と心の声に耳を傾け、異変を感じたら迷わず専門家にご相談ください。
