• 2026年3月21日
  • 2026年3月2日

第6回:自律神経を整えて痙性斜頸を改善する。サトワタッチケアのメカニズム

なぜ「触れること」が痙性斜頸の改善に繋がるのでしょうか。その鍵は、自律神経系と筋肉の関係にあります。痙性斜頸の方は、常に交感神経が優位な「戦うモード」にあります。この状態では、筋肉は常に収縮の準備をしており、脳の誤作動も起きやすくなります。

サトワタッチケアは、副交感神経を劇的に優位にする手法です。優しく触れられることで、脳内でオキシトシンというリラックスホルモンが分泌されます。これがストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑え、全身の緊張を緩和します。

特に首周辺は、神経が密集している非常に繊細なエリアです。ここを優しく包み込むようなサトワタッチケアを行うことで、首を支える深い部分の筋肉(インナーマッスル)が緩みます。筋肉が緩むと、そこから脳へ「もう緊張しなくて大丈夫だ」というフィードバックが送られ、脳の誤作動そのものが減少していくという好循環が生まれます。

自然治癒力を高めるということは、体が本来持っている「バランスを取る力」を取り戻すことです。サトワタッチケアは、そのスイッチを入れる役割を果たします。単なる対症療法ではなく、心身の土台から整えていくことで、症状が快方に向かうための確かな変化を促します。

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