- 2026年1月6日
- 2025年12月26日
1,息苦しい夜に…もしかして喘息?その症状と原因を徹底解説
夜中に突然、激しい咳が出て眠れない。横になるとゼーゼー、ヒューヒューと変な音がする。息苦しくて、深い呼吸ができない――。もしあなたがこのような症状に悩まされているなら、それは気管支喘息かもしれません。特に夜間や明け方に症状が悪化するため、睡眠不足に陥り、日中の活動にも支障が出ている方もいるのではないでしょうか。
気管支喘息は、空気の通り道である気道(気管支)が慢性的に炎症を起こし、様々な刺激に対して過敏になることで発作的に狭くなる病気です。アレルギー体質の人に多く見られますが、そうでない人にも発症する可能性があります。子どもから大人まで幅広い年齢層で発症し、日本では約8~10%の人が喘息を持つと言われています。
気管支喘息の主な症状:見過ごせないサイン
気管支喘息の症状は、時間帯や季節、体調によって変化することが特徴です。
- 咳: 痰が絡まない乾いた咳が続くことが多いですが、痰を伴う場合もあります。特に夜間や明け方、運動後、冷たい空気を吸った時などに悪化しやすいです。
- 喘鳴(ぜんめい): 呼吸のたびに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった、笛のような音が聞こえる症状です。気道が狭くなっているサインで、症状が進行すると強く聞こえるようになります。
- 息切れ・呼吸困難: 階段を上る時や少し体を動かしただけで息が切れたり、安静にしていても息苦しさを感じたりします。ひどくなると、横になるのもつらくなることがあります。
- 胸苦しさ・胸の痛み: 胸のあたりが締め付けられるような圧迫感や、痛みを伴うことがあります。
症状の現れ方と日内変動
喘息の症状は、一日のうちでも変動があります。
- 夜間・明け方の悪化: 多くの喘息患者さんが、夜寝ている間や明け方にかけて症状が悪化する傾向にあります。これは、自律神経の働きや体内のホルモンバランスの変化が関係していると考えられています。
- 季節による変化: 花粉や温度・湿度の変化、風邪などがきっかけで症状が出やすくなる季節もあります。
- 小児喘息と成人喘息:
- 小児喘息: 小さな頃に発症する喘息で、アレルギー体質の子に多いです。成長とともに気道が発達し、自然に症状が落ち着く(寛解する)ケースも少なくありません。
- 成人喘息: 大人になってから発症する喘息で、アレルギー以外の原因(ストレス、肥満、気道の構造など)が関与することもあります。小児喘息と比べて慢性化しやすく、治療が長期にわたる傾向があります。
これらの症状に心当たりがある場合、放置せず、早めに医療機関を受診することが大切です。適切な診断と治療を受けることで、発作を予防し、症状をコントロールできるようになります。
