- 2025年12月24日
- 2025年12月8日
7. ストレスが「お腹」にくる?過敏性腸症候群と自律神経・ストレス対策
「大事なプレゼンの前にお腹が痛くなる」「嫌なことがあるとすぐに下痢してしまう」。そんな経験はありませんか?心と体は密接につながっている、とよく言われますが、**過敏性腸症候群(IBS)**の症状は、まさにそのつながりを実感させられます。ストレスが直接的にお腹の不調を引き起こすことはありませんが、症状を悪化させる大きな要因となることが知られています。ここでは、ストレスと自律神経がIBSにどう影響するか、そして具体的な対策についてご紹介します。
脳と腸の密接な連携「脳腸相関」
私たちの脳と腸は、**「脳腸相関(のうちょうそうかん)」**と呼ばれるシステムで常に情報交換をしています。脳で感じたストレスや感情は、自律神経やホルモン、神経伝達物質を介して腸に直接伝わります。反対に、腸の不調も脳に伝わり、不安感や抑うつ気分を引き起こすことがあります。
IBSの患者さんでは、この脳腸相関のバランスが乱れていることが指摘されています。
- 自律神経の乱れ: ストレスや不規則な生活は、消化器の働きをコントロールする自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを崩します。交感神経が優位になると腸の動きが抑制されたり、副交感神経が過剰に働くと腸の動きが活発になりすぎたりして、下痢や便秘、腹痛につながることがあります。
- 内臓知覚過敏の悪化: ストレスは、腸が刺激を痛みとして強く感じ取る「内臓知覚過敏」を悪化させることがあります。わずかなガスの発生や腸の収縮でも、強い腹痛や不快感として感じてしまうのです。
日常でできるストレス対策とリラックス法
ストレスをゼロにすることは難しいですが、上手に管理し、心身をリラックスさせる習慣を取り入れることで、IBSの症状を和らげることができます。
- 規則正しい生活リズム: 毎日同じ時間に寝起きし、食事を摂ることで、自律神経のバランスが整いやすくなります。
- 適度な運動: ウォーキングや軽いジョギング、ヨガなど、無理のない範囲で体を動かすことは、ストレス解消だけでなく、腸の動きを促す効果も期待できます。ただし、激しすぎる運動はかえって負担になることがあるため注意しましょう。
- リラックスできる時間の確保:
- 深呼吸や瞑想(マインドフルネス): 呼吸に意識を向けることで、自律神経を整え、心身を落ち着かせます。
- 入浴: ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、全身の緊張がほぐれます。
- 趣味や気分転換: 好きな音楽を聴く、読書をする、自然の中で過ごすなど、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
- 十分な睡眠: 質の良い睡眠は、心身の疲労回復に不可欠です。寝室環境を整え、寝る前のスマートフォンやPCの使用を控えるなど、睡眠衛生を心がけましょう。
- 心理的なサポート: 症状による不安や抑うつが強い場合は、カウンセリングや認知行動療法といった心理療法が有効なこともあります。
心身を深く癒す「サトワタッチケア」の可能性
当クリニックが提供する「サトワタッチケア」は、まさに自律神経のバランスを整え、心身の深いリラックス状態を促すことに特化した治療法です。ストレスによって乱れがちな脳腸相関に働きかけ、内臓知覚過敏の緩和や、腸の動きの調整に貢献します。
サトワタッチケアは、過敏性腸症候群によるお腹のつらさだけでなく、それに伴う心の負担も和らげ、心身両面からあなたの健康をサポートします。ストレスからくるお腹の悩みに一人で苦しまず、ぜひ一度、当クリニックにご相談ください。
