- 2025年12月19日
- 2025年12月8日
2. もしかしてIBS?過敏性腸症候群の具体的なチェックリストとセルフチェック
「お腹の調子が悪いのは、いつものことだから…」「病院に行っても、どうせストレスって言われるだけだろうな…」。そう思って、慢性的なお腹の不調を諦めていませんか?夜中に急な腹痛で目が覚めたり、通勤電車の中でお腹がゴロゴロ鳴ってヒヤヒヤしたり、旅行先で便秘と下痢を繰り返して楽しめなかったり…。もしかしたら、そのつらい症状は**過敏性腸症候群(IBS)**かもしれません。
自分の症状が本当に過敏性腸症候群に当てはまるのかどうか、不安に感じるのは当然のことです。ここでは、国際的な診断基準に基づいたチェックリストをご用意しました。あくまでご自身の症状を客観的に見つめ直すための目安ですが、当てはまる項目が多いほど、過敏性腸症候群の可能性が高まります。
あなたの症状は当てはまりますか?過敏性腸症候群(IBS)セルフチェック
以下の項目に多く当てはまるほど、IBSの可能性が高まります。もし思い当たる節があれば、ぜひ専門医にご相談ください。
- 最近3ヶ月間に、週に1日以上、繰り返し腹痛がありましたか?
- この腹痛は、排便によって改善しますか?
- この腹痛は、排便の回数の変化(増える、減る)と関連していますか?
- この腹痛は、便の見た目(硬さや形)の変化と関連していますか?
- 便通の異常は、以下のいずれかのタイプに当てはまりますか?
- 下痢型: 頻繁な下痢が主で、水様便や泥状便が多い。急な便意でトイレに駆け込むことが多い。
- 便秘型: 数日に一度しか排便がない、便が硬くて出しにくい、残便感がある。
- 混合型: 下痢と便秘を交互に繰り返す。
- お腹の張り(腹部膨満感)やガスが多いと感じることがよくありますか?
- 症状のために、日常生活に支障が出ていますか?
- 学校や仕事を休みがちになる、集中できない。
- 外出や旅行が不安になる、人との交流を避けるようになる。
- トイレの場所が気になってしまう。
チェックリストのポイントと注意点
- 慢性的な症状: 一時的な体調不良ではなく、症状が数ヶ月以上継続していることがポイントです。
- 排便との関連: 腹痛が排便によって楽になる、あるいは排便の回数や便の形と関連している場合、IBSの可能性が考えられます。
- 器質的疾患の除外: IBSの診断は、大腸がんや炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)のような、明らかな病気がないことを確認した上でなされます。そのため、自己判断だけで終わらせず、必ず専門医による診察と検査を受けることが重要ですし、当クリニックでも適切な診断を行います。
もし、このチェックリストを見て「まさに自分のことだ」と感じたなら、それは決して「気のせい」ではありません。専門の医療機関を受診し、医師に症状を詳しく伝えることが、つらいお腹の悩みから解放されるための第一歩です。
