• 2025年9月11日

1. 朝の手のこわばり、関節の痛み…もしかして「関節リウマチ」?初期症状と気づきのサイン

「朝起きたら手がこわばって動かしにくい」「指の関節が腫れて痛い」――もしあなたがこのような症状を感じていたら、それは関節リウマチの初期症状かもしれません。関節リウマチは、免疫システムの異常によって、関節の滑膜に炎症が起こり、痛みや腫れ、変形を引き起こす自己免疫疾患です。

初期症状として最も特徴的なのが、朝の手や足の指の関節のこわばりです。これは、特に朝起きたときに症状が強く、30分以上続くことが多いです。その他にも、以下のようなサインに注意が必要です。

  • 関節の腫れと痛み: 指や手首、足の指など、左右対称の関節に痛みや腫れが現れることが多いです。
  • 全身の倦怠感や微熱: 関節の症状に先立って、体がだるい、疲れやすい、微熱が続くといった風邪のような症状が見られることもあります。
  • 関節の変形: 症状が進行すると、関節の炎症が軟骨や骨を破壊し、関節が変形してしまうことがあります。

これらの症状は、ただの「歳のせい」や「使いすぎ」と見過ごされがちですが、早期発見・早期治療が非常に重要な病気です。診断が遅れると、関節の破壊が進行し、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まります。気になる症状がある場合は、我慢せずにリウマチ科や整形外科を受診しましょう。早めの受診が、関節を守り、その後の生活の質を大きく左右します。

現代医学の進歩により、関節リウマチの治療は大きく進化しましたが、何よりも大切なのは、身体が本来持つ回復力、自然治癒力を高めることです。心身のストレスを和らげ、自律神経を整え、深い癒しと休息を与えるサトワタッチケアは、関節リウマチと向き合う上で大切なアプローチとなります。

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