• 2025年9月19日
  • 2025年9月11日

ブログ記事10:虚血性心疾患と上手に付き合うための定期検診とセルフチェックの重要性

虚血性心疾患は、一度診断されたら終わりではありません。病状の進行を抑え、心筋梗塞などの重篤な合併症を防ぐためには、定期的な検診と日々のセルフチェックが非常に重要です。定期検診では、心電図、心臓超音波検査、血液検査などで心臓の状態や全身の状態を詳しくチェックします。これにより、治療の効果を確認したり、病状の変化を早期に察知し、必要に応じて治療計画を見直すことができます。医師の指示に従い、忘れずに定期検診を受けるようにしましょう。また、日常生活の中でのセルフチェックも欠かせません。ご自身の体調の変化に敏感になり、いつもと違う症状がないか注意深く観察することが大切です。例えば、労作時の胸の痛みや息切れの頻度や強さ、動悸の有無、足のむくみ、体重の変化などを記録しておくと、診察時に医師に正確な情報を提供できます。特に、胸痛が持続する場合や、ニトログリセリンを服用しても改善しない場合は、迷わず医療機関を受診してください。日々のセルフチェックと定期検診の組み合わせが、あなたの心臓を長く健康に保つための鍵となります。病気と上手に付き合い、より豊かな毎日を送るために、積極的にご自身の健康管理に取り組みましょう。

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