• 2025年7月24日
  • 2025年7月22日

4. 今日からできる!ドライアイを和らげる生活習慣とセルフケアのコツ

「目薬だけでは物足りない」「日常生活でできるドライアイ対策を知りたい」。ドライアイの症状を和らげ、快適な毎日を送るためには、病院での治療だけでなく、ご自身でできる生活習慣の見直しとセルフケアが非常に重要です。日々のちょっとした心がけが、目の健康を守り、症状の悪化を防ぐことにつながります。ここでは、今日から実践できるドライアイを和らげる生活習慣とセルフケアのコツをご紹介します。


1. 目の乾燥を防ぐ環境づくり

  • 加湿を心がける: エアコンや暖房などで乾燥した室内は、涙の蒸発を加速させます。加湿器を使用したり、濡れタオルを干したりして、室内の湿度を50~60%に保つようにしましょう。
  • 風を直接当てない: エアコンや扇風機の風が直接目に当たらないように、風向きを調整しましょう。車のエアコンの風も注意が必要です。
  • 空気清浄機の活用: 空気中のホコリや花粉は、目を刺激し、ドライアイの症状を悪化させることがあります。空気清浄機で室内を清潔に保つことも有効です。
  • 喫煙を避ける: タバコの煙は、目の表面に刺激を与え、ドライアイを悪化させます。喫煙は控え、受動喫煙にも注意しましょう。

2. 目の使い方を見直す「デジタルデトックス」

現代社会でドライアイが増えている大きな原因の一つが、パソコンやスマートフォンの長時間使用です。

  • 意識的にまばたきを増やす: 集中して画面を見ていると、まばたきの回数が激減します。意識して、ゆっくりと大きくまばたきをするようにしましょう。まばたきは涙を目の表面に広げ、乾燥を防ぐ大切な役割があります。
  • 定期的な休憩と「20-20-20ルール」: 1時間ごとに10~15分程度の休憩を取りましょう。休憩中は目を休ませたり、遠くを見たりするのが効果的です。また、「20分ごとに20秒間、20フィート(約6メートル)先の物を見る」という「20-20-20ルール」も実践してみましょう。
  • 画面の調整: 画面の明るさ、コントラスト、文字の大きさを目に優しい設定に調整しましょう。また、目線がやや下になるように、画面の位置を調整することも大切です。
  • ブルーライト対策: ブルーライトカットメガネや、ディスプレイのブルーライト軽減機能を活用するのも良いでしょう。
銀座レンガ通りクリニック 03-3535-2280 ホームページ