• 2025年7月18日
  • 2025年7月10日

9:【Q&A】全般性不安障害(GAD)のよくある質問:先生に聞いてみた!

全般性不安障害(GAD)について、患者さんやそのご家族からよく寄せられる質問にお答えします。あなたの疑問や不安を解消し、より安心して病気と向き合えるよう、心療内科医が分かりやすく解説します。

Q1: 全般性不安障害は、ただの「心配性」とは違うのですか? A1: はい、異なります。誰でも心配することはありますが、GADは、心配が過剰で、日常生活の様々なことに対してコントロールが難しく、そのために心身に不調をきたす点が「単なる心配性」とは違います。不安によって日常生活に支障が出ている場合は、専門的な治療が必要です。

Q2: 薬に頼らずに治したいのですが、可能ですか? A2: 精神療法(カウンセリング、特に認知行動療法)とセルフケア(リラクゼーション、生活習慣の改善など)によって、薬物療法なしで改善するケースも多くあります。当院では、患者さんの希望や状態に合わせて、薬物療法を最小限に抑え、精神療法とサトワタッチケアを組み合わせたアプローチを重視しています。

Q3: 症状が良くなったら、薬をやめてもいいですか? A3: 自己判断で薬の量を変更したり、服用を中止したりすることは絶対に避けてください。症状が安定しても、急に薬をやめると反跳性不安(症状が強く戻ること)が起こることがあります。薬の減量や中止は、必ず医師の指示のもと、段階的に行いましょう。

Q4: 不安で眠れません。どうすればいいですか? A4: 不安による不眠はGADの典型的な症状です。まずは、寝る前のカフェイン・アルコール摂取を控え、寝室環境を整え、リラックスする時間を作るなどの睡眠衛生を心がけましょう。また、当院のサトワタッチケアは、自律神経を整え、深いリラクゼーションを促すことで、自然な眠りへと導く効果が期待できます。

Q5: サトワタッチケアは、全般性不安障害に具体的にどのように役立ちますか? A5: サトワタッチケアは、心身の深いリラクゼーションを通じて、常に高ぶっている自律神経の交感神経の興奮を鎮め、副交感神経を優位に導きます。これにより、慢性的な体の緊張が和らぎ、脳が休息モードに入りやすくなります。結果として、過剰な心配や不安に囚われにくくなり、心の平安を取り戻す手助けとなります。体本来の自然治癒力を高めることで、薬に頼りすぎず、不安に強い心身を作り出すことを目指します。

Q6: どのような時に心療内科を受診すれば良いですか? A6: 漠然とした不安や心配が2週間以上続き、日常生活に支障が出ている場合、あるいは身体症状(不眠、動悸、肩こりなど)が伴い、自分では対処しきれないと感じる場合は、迷わず心療内科にご相談ください。

あなたの「不安」に関するどんな小さな悩みでも、お気軽にご相談ください。

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