• 2025年7月10日
  • 2025年7月9日

2. 【働くあなたへ】職場のストレス、もう限界…?適応障害と仕事、どう向き合う?

毎日、仕事に行くのがつらい…会社に行こうとすると、お腹が痛くなったり、めまいがしたり。そんな経験はありませんか?職場のプレッシャー、人間関係、終わりの見えないタスク…現代社会で働く私たちは、知らず知らずのうちに多くのストレスにさらされています。もし、そのストレスが原因で心身のバランスを崩しているなら、それは**「適応障害」**のサインかもしれません。

「こんな自分、嫌だ…」その気持ち、私たちが受け止めます 「今まで普通に仕事ができたのに、集中できない…」「同僚との会話が億劫で、ランチも一人で食べたい…」「家に帰ると、電池が切れたように動けなくなる…」こんな風に感じている方もいるかもしれません。出勤前に動悸がしたり、吐き気がしたり、原因不明の頭痛に悩まされたりする方もいらっしゃいます。本当は頑張りたいのに、体がついていかない…そんなご自身の状況に、苦しさや自己嫌悪を感じてしまうこともあるでしょう。

「休む」という選択肢、考えてみませんか? 心療内科や精神科では、あなたの職場環境や仕事内容、今のストレス状況について詳しくお話を伺います。そして、そのストレスが原因で心身の症状が出ていると判断された場合、適応障害と診断されます。治療で最も大切になるのは、まず**ストレスの原因となっている職場環境から、一時的に離れる「休職」**という選択肢も考えることです。休職中に心身をしっかり休ませることで、回復への第一歩を踏み出せます。その後、カウンセリングでストレスへの対処法を身につけたり、必要に応じてお薬で症状を和らげたりもします。

あなたのペースで、次のステップへ 職場環境が改善されたり、休職によって十分な休息が取れたりすれば、多くの場合、数ヶ月で回復し、職場復帰が可能となります。しかし、復帰後も同じストレス要因に直面しないよう、職場との連携や、復帰を支援するプログラムを上手に活用することが大切です。

「頑張りすぎない」ことを、自分に許してあげましょう 今日からできることは、まずは**「頑張りすぎない」**ことを意識すること。仕事とプライベートの境界線を意識し、休日はしっかり心と体を休ませてあげてください。趣味の時間を作ったり、軽い運動を取り入れたりするのも良い気分転換になります。そして、同僚や上司、ご家族など、信頼できる人に「実は今、こんなに辛いんだ」と、自分の気持ちを打ち明けてみる勇気も持ってみませんか。一人で抱え込まず、私たち専門家にご相談ください。あなたの仕事と心の健康を、一緒に守っていきましょう。

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