- 2025年6月30日
- 2025年6月21日
10:不整脈の不安を和らげる!心療内科医がサポートできること
不整脈と診断されたとき、心臓の病気というだけでなく、「いつ発作が起こるか分からない」「命に関わるのでは」という不安やストレスを感じる方は少なくありません。このような精神的な負担は、不整脈の症状を悪化させたり、日常生活の質を低下させたりすることもあります。
心療内科は、身体の症状だけでなく、それに伴う心の状態にも焦点を当ててサポートする専門科です。不整脈の患者さんで、以下のようなお悩みがある場合は、心療内科を受診することをおすすめします。
- 不整脈の症状による強い不安や恐怖
- 動悸や胸の不快感が続くことへのストレス
- 不眠や食欲不振など、精神的な症状が身体に現れている
- 日常生活で「また不整脈が出るのでは」と常に緊張している
- うつ状態やパニック発作のような症状が見られる
心療内科では、患者さんの話をじっくりと聞き、不安やストレスの原因を探り、適切なアドバイスや治療を行います。薬物療法(抗不安薬や抗うつ薬など)や、認知行動療法、リラクセーション法などを組み合わせることで、心の負担を軽減し、不整脈と上手に付き合っていくためのサポートをします。
不整脈は、心と体が密接に関わる病気です。循環器内科での治療と並行して、心療内科のサポートを受けることで、心の安定を取り戻し、より前向きに病気と向き合えるようになるでしょう。一人で抱え込まず、いつでもご相談ください。