- 2025年6月22日
- 2025年6月21日
2:不整脈ってどんな種類があるの?あなたの不整脈のタイプを知ろう
不整脈と一言で言っても、実はさまざまな種類があります。大きく分けると、脈が速くなる頻脈性不整脈、脈が遅くなる徐脈性不整脈、そして脈が不規則になる期外収縮などがあります。
- 頻脈性不整脈:
- 心房細動(AF):最も多いタイプの不整脈で、心臓の心房が無秩序に震え、脈が不規則で速くなります。脳梗塞のリスクが高まるため注意が必要です。
- 発作性上室性頻拍(PSVT):突然脈が速くなり、動悸や息切れ、めまいなどを伴うことが多いですが、通常は自然に止まります。
- 心室頻拍(VT)、心室細動(VF):非常に危険な不整脈で、命に関わる緊急性の高い状態です。
- 徐脈性不整脈:
- 洞不全症候群や房室ブロックなどがあり、脈が非常に遅くなることで、めまいや失神、息切れなどの症状が出ることがあります。
- 期外収縮:
- 心臓の本来のリズム以外で、拍動が早く発生するもので、多くの人が経験します。多くは心配いりませんが、回数が多かったり、心臓病が背景にある場合は注意が必要です。
これらの不整脈は、それぞれ症状や重症度が異なります。自分の不整脈のタイプを知ることは、適切な治療を受ける上で非常に重要です。医師と相談し、正確な診断を受けることで、安心して日々の生活を送ることができます。