ドキッ、ドキン！もしかして不整脈？日常で気になる心臓のサイン

「急に心臓がドキドキする」「脈が飛ぶ感じがする」——そんな経験はありませんか？ もしかしたらそれは、不整脈のサインかもしれません。不整脈とは、心臓のリズムが乱れる状態を指し、脈が速くなったり（頻脈）、遅くなったり（徐脈）、不規則になったりします。健康な方でも一時的に脈が乱れることはありますが、頻繁に起こる、または他の症状を伴う場合は注意が必要です。

日常で気になる症状としては、突然の動悸や息切れ、めまい、立ちくらみ、胸の不快感などが挙げられます。特に、脈が飛ぶような感覚（期外収縮）は多くの方が経験しますが、回数が多かったり、症状が強い場合は医療機関での確認をおすすめします。これらの症状は、心臓が正常に血液を送り出せていない可能性を示唆していることがあります。

不整脈は、原因によっては放置すると心不全や脳梗塞といった重篤な病気につながることもあります。ご自身の心臓のサインに敏感になり、「気のせいかな？」と片付けずに、気になる症状があれば早めに専門医に相談することが大切です。