• 2025年6月6日

1:原因不明の体調不良…もしかして「自律神経失調症」のサイン?

「なんだか最近、全身がだるい」「動悸やめまいが頻繁に起こる」「夜は眠れないのに、日中は眠くて仕方がない…」。病院で検査を受けても「異常なし」と言われたのに、様々な体の不調が続く。もしあなたが、このような原因不明の体調不良に悩まされているなら、それは「自律神経失調症」のサインかもしれません。自律神経失調症は、現代社会に生きる多くの人が抱える、非常に身近な心の病気とも言える症状です。

自律神経失調症の症状は、まさに「カメレオン」のように多岐にわたり、人によって現れ方が大きく異なります。代表的な症状としては、頭痛、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、吐き気、胃の不快感、便秘や下痢、手足のしびれ、冷え、発汗異常、耳鳴り、肩こり、倦怠感、不眠や過眠、食欲不振といった身体症状が挙げられます。さらに、イライラ、不安感、抑うつ気分、集中力の低下、やる気の喪失、情緒不安定といった精神症状も同時に現れることが少なくありません。これらの症状が同時に複数現れたり、日によって症状が変わったりするため、「どこか悪いのか分からない」と悩む方が多いのです。

ご自身で自律神経失調症の可能性をチェックするヒントとして、以下の点を振り返ってみてください。

  • 複数の身体症状(頭痛、めまい、動悸など)が、病院の検査では異常なしと言われましたか?
  • 気分の落ち込みやイライラなど、精神的な不調も同時に感じますか?
  • ストレスや疲労を感じたときに、症状が悪化する傾向がありますか?
  • 症状によって、日常生活に支障が出ていますか?

もしこれらの項目に当てはまる場合、自律神経失調症の可能性も考えられます。しかし、自己判断せずに、まずは当院のような心療内科で専門医の診察を受けることが何よりも大切です。私たちはあなたの悩みに真摯に寄り添い、適切な診断と治療方針をご提案します。

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