• 2025年4月30日

自律神経と高血圧

心臓や抹消血管は主に自律神経系によって支配されています。自律神経は心身の興奮時に優勢となる交感神経系、リラックスした時に優勢となる副交感神経系がありそれぞれが場面に応じて制御されています。前者の交感神経系は、忙しく働いている時、焦っている時、忙しく身体を動かしている時、精神的なストレスを感じる時などは交感神経系に支配されています。一方、ユックリ寛いでいる時、安心している時、ストレッチしている時、のんびり散歩している時、深呼吸をしている時は副交感神経系に支配されています。自律神経は常に、丁度良いバランスを保とうとして機能してるが、様々な理由で一方の神経系だけが優位になり続けた時に問題が生じます。高血圧の場合は、リラックスすべき時に、仕事や家庭においてストレスが慢性的にかかると交感神経が上がり続け高血圧となります。

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