• 2026年9月28日
  • 2026年9月27日

記事1:突然の痒みとミミズ腫れ…それは「蕁麻疹」のサインかもしれません

「突然、皮膚が赤く盛り上がり、蚊に刺されたように痒くなる」「数分から数時間で消えるのに、また別の場所に現れる」「夜中に痒くて目が覚める…」。もしあなたが、このような皮膚の症状に悩まされているなら、それは「蕁麻疹(じんましん)」のサインかもしれません。蕁麻疹は、皮膚の一部が突然、ミミズ腫れ(膨疹)のように盛り上がり、強いかゆみを伴い、数分から数時間で跡形もなく消えるのが特徴です。しかし、これが繰り返されることで日常生活に大きな影響を及ぼし、精神的な負担も大きくなります。

蕁麻疹は、皮膚の真皮にあるマスト細胞(肥満細胞)から、ヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されることで起こります。これらの物質が、血管を広げたり、神経を刺激したりすることで、皮膚の盛り上がり(膨疹)と強いかゆみが生じます。

蕁麻疹の主な症状としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 膨疹(ぼうしん): 蚊に刺されたように赤く盛り上がり、大きさや形は様々です。一つ一つが独立していることもあれば、融合して地図状になることもあります。
  • 強いかゆみ: 膨疹と同時に、我慢できないほどのかゆみを伴います。
  • 出現と消失の速さ: 症状が現れてから数分から数時間(多くは24時間以内)で消え、跡を残しません。しかし、別の場所に新しい膨疹が現れることがよくあります。
  • 焼けるような感覚: かゆみだけでなく、ヒリヒリ、チクチク、焼けるような感覚を伴うこともあります。
  • 血管性浮腫: まれに、まぶた、唇、舌、喉などが腫れ上がる「血管性浮腫(クインケ浮腫)」を伴うことがあります。喉の腫れは呼吸困難を引き起こす可能性があり、緊急性が高いです。

蕁麻疹は、急に症状が出る「急性蕁麻疹」と、症状が1ヶ月以上続く「慢性蕁麻疹」に分けられます。特に、慢性蕁麻疹の場合、原因が特定できないことも多く、長期にわたる付き合いが必要になることがあります。

ご自身で蕁麻疹の可能性をチェックするヒントとして、これらの症状が突然現れ、数時間で消えるが繰り返されるか、といった点を振り返ってみてください。もし当てはまる場合、自己判断せずに、まずは当院のような心療内科で専門医の診察を受けることが何よりも大切です。私たちはあなたの悩みに真摯に寄り添い、適切な診断と治療方針をご提案します。

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