• 2025年10月12日
  • 2025年10月5日

8,当クリニックの「サトワタッチケア」が示す新たな希望

過活動膀胱は、適切なアプローチで必ず改善に向かいます。特に、当クリニックが提供する「サトワタッチケア」は、薬物療法では届きにくい心身のバランスに働きかけ、あなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目的としています。自律神経が整い、深いリラックス状態になることで、膀胱の過敏性を落ち着かせ、排尿筋の不必要な収縮を抑制し、トイレの悩みを根本から改善することに貢献できる可能性があります。

「治りたくないと思っている人以外はどんな難病も快方に向かう」という当院の治療理念のもと、過活動膀胱に苦しむあなたが、心から安心して過ごせる毎日を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。どうぞ、希望を捨てずにご相談ください。


過活動膀胱Q&A:よくある質問と専門医からの回答

「もしかして過活動膀胱?」「この症状、みんなにもあるの?」。過活動膀胱はデリケートな悩みであるため、なかなか人には相談しにくいものです。そのため、多くの患者さんが様々な疑問や不安を一人で抱え込んでしまいがちです。ここでは、過活動膀胱に関してよくある質問と、それに対する泌尿器科専門医からの回答をQ&A形式でご紹介します。あなたの疑問を解消し、安心して治療に取り組むための一助となれば幸いです。


Q1: 過活動膀胱は加齢が原因ですか?若い人でもなりますか?

A1: 過活動膀胱は、確かに加齢とともに有病率が高まる傾向にあります。膀胱や骨盤底筋の機能低下、脳と膀胱の神経伝達の変化などが関係していると考えられます。しかし、若い方でも発症することがあります。ストレス、生活習慣の乱れ、特定の薬剤の影響、あるいは原因が特定できない特発性の過活動膀胱として、年齢に関わらず症状が現れることがあります。年齢に関わらず、症状があれば専門医に相談することが大切です。


Q2: 尿意切迫感や頻尿は、水を飲みすぎているせいですか?

A2: 水分摂取量が多いと、排尿回数が増えるのは当然です。しかし、過活動膀胱の症状は、水分の摂りすぎだけが原因ではありません。特徴は「尿意切迫感」と「少量の尿でも我慢できない」という点です。過活動膀胱だからといって、極端に水分摂取を控えるのは脱水症状のリスクを高め、かえって便秘などの原因にもなります。適切な水分補給は必要ですので、医師と相談しながら、適切な水分量を見つけていきましょう。


Q3: 市販薬や漢方薬で過活動膀胱を治せますか?

A3: 市販薬や漢方薬の中には、頻尿や排尿トラブルに効果を謳うものもありますが、過活動膀胱の根本治療にはならないことがほとんどです。特に、診断がついていない状態で自己判断で市販薬を服用するのは危険です。症状の裏には、他の病気(前立腺肥大症、膀胱炎、糖尿病など)が隠れている可能性もあります。必ず泌尿器科を受診し、正しい診断を受けた上で、医師の指示に従って適切な治療薬を服用してください。漢方薬を希望される場合も、医師と相談の上、治療計画に組み込むことが重要です。


Q4: 症状が改善したら、薬をやめても大丈夫ですか?

A4: 症状が改善しても、自己判断で薬の服用を中止するのは避けてください。過活動膀胱の薬は、症状を抑える対症療法的な側面が強く、中断すると症状が再燃する可能性が高いです。薬の量を減らす、あるいは中止する場合には、必ず医師と相談し、段階的に行う必要があります。症状が安定した後の維持療法や、非薬物療法(行動療法、サトワタッチケアなど)への移行についても、医師が総合的に判断します。


Q5: 過活動膀胱は、精神的なストレスと関係がありますか?

A5: はい、精神的なストレスは過活動膀胱の症状を悪化させる要因の一つです。ストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れ、膀胱が過敏に反応しやすくなったり、尿意を強く感じやすくなったりすることがあります。また、トイレの不安そのものがストレスとなり、症状を悪化させる悪循環に陥ることもあります。治療と並行して、リラックスできる時間を持つ、適度な運動をするなど、ストレスを上手に管理することが大切です。


Q6: 女性特有の症状だと思っていましたが、男性でもなりますか?

A6: 過活動膀胱は、女性に多いイメージがありますが、男性でも発症します。特に男性の場合、加齢に伴う前立腺肥大症を合併していることが多く、これが過活動膀胱の症状を引き起こしたり悪化させたりする原因となることがあります。男性の過活動膀胱の治療では、前立腺肥大症の治療も同時に行うことで、症状が改善することが期待できます。性別に関わらず、排尿の悩みがあれば専門医に相談しましょう。


過活動膀胱は、適切な診断と治療で症状をコントロールできる病気です。疑問や不安があれば、決して一人で抱え込まず、泌尿器科の専門医にご相談ください。当クリニックでは、患者さんの声に耳を傾け、最適な解決策を一緒に探します。


過活動膀胱の正しい平均予後と改善への道:希望を捨てないで

「このトイレの悩みと一生つき合っていくしかないの?」「本当に治ることはあるのかな…」。過活動膀胱のつらい症状に悩む多くの方が、先の見えない不安を感じているかもしれません。確かに、過活動膀胱は慢性的な経過をたどることが多い病気ですが、決して「治らない」と諦める必要はありません。適切な診断と治療、そして生活習慣の改善によって、多くの方が症状をコントロールし、生活の質(QOL)を大きく改善し、以前のような自由な生活を取り戻しています


過活動膀胱は「コントロールできる」病気

過活動膀胱は、高血圧や糖尿病のように、完全に「完治」するというよりは、症状をコントロールし、良好な状態を維持していくという考え方が一般的です。

  • 症状の波: 過活動膀胱の症状には波があり、良い日と悪い日があるのが一般的です。治療によって、悪い日の頻度を減らし、症状の重さを和らげることができます。
  • 症状の進行: 治療せずに放置すると、症状が徐々に悪化し、日常生活への影響がさらに大きくなる可能性があります。しかし、早期に診断を受け、適切な治療を開始することで、このような進行を防ぐことができます。
  • 治療の中断は禁物: 症状が一時的に落ち着いたからといって、自己判断で薬の服用を中断したり、行動療法をやめてしまったりすると、症状が再燃する可能性が高いです。医師と相談しながら、症状の安定した状態を維持するための治療を継続することが重要ですし、それが平均的な予後を良好に保つことにつながります。
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