• 2025年9月18日
  • 2025年9月11日

8. 子どもにも起こる?小児の突発性難聴と早期発見の重要性

突発性難聴は大人に多い病気というイメージがあるかもしれませんが、実は子どもにも発症することがあります。小児の突発性難聴は、大人と比べて症状をうまく伝えられないため、発見が遅れることが多く、それが回復を妨げる要因となることも少なくありません。

子どもの突発性難聴のサインは、大人とは異なる形で現れることがあります。

  • テレビの音量を急に上げる
  • 呼びかけに反応しない、聞き返しが増える
  • 片方の耳ばかり気にする仕草を見せる
  • 言葉の発達が遅れる(乳幼児の場合)
  • めまいが原因でふらつく、吐き気を訴える
  • 普段と違う耳鳴りや耳の詰まり感を訴える

これらのサインに保護者の方が気づくことが、早期発見の第一歩となります。特に乳幼児の場合、言葉で症状を伝えられないため、保護者や保育園・幼稚園の先生など、周囲の大人が注意深く観察することが重要です。

もし、これらのサインに気づいたら、「気のせいかな」と様子を見ずに、すぐに小児耳鼻咽喉科を受診してください。子どもにとっての早期治療は、大人の場合と同様、聴力回復の鍵を握ります。聴力検査は、子どもの年齢や発達段階に合わせた方法で行われますので、ご安心ください。

治療は、大人と同様にステロイド薬が用いられることが多いですが、子どもへの投与量や方法は慎重に検討されます。聴力の回復は、学習や言葉の発達に大きく影響するため、早期の診断と治療が、お子さんの健やかな成長のために非常に重要です。

心身のストレスを軽減し、自律神経を整え、深い癒しと休息を与えることは、身体症状の緩和だけでなく、お子さんが抱える心の負担を和らげ、自然治癒力を高め、心身の安定を促すことにも繋がります。

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