- 2025年9月11日
ブログ記事1:動悸、息切れ…それって年のせい?虚血性心疾患の意外な初期症状
「最近、階段を上ると息が切れる」「急に胸がドキドキする」これって年のせい? もしかしたら、それは虚血性心疾患からのSOSかもしれません。虚血性心疾患は、心臓に血液を送る冠動脈が狭くなったり詰まったりして、心臓の筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなる病気です。初期の段階では、普段の生活の中で見過ごされがちな症状として現れることがあります。例えば、労作時の胸の圧迫感や締め付けられるような痛み、左腕や顎への放散痛、そして動悸や息切れ、消化不良のような症状が挙げられます。特に、冷や汗を伴う痛みや、安静にしても症状が続く場合は注意が必要です。これらの症状は、心臓が「もっと酸素を!」と訴えているサイン。放置すると、心筋梗塞など命に関わる重篤な状態に進行する可能性があります。早期発見のためには、これらの「年のせい」と片付けがちなサインに意識を向けることが大切です。少しでも気になる症状があれば、循環器内科を受診し、専門医に相談しましょう。早期の診断と治療が、あなたの心臓を守る第一歩となります。日常生活でできることとしては、適度な運動とバランスの取れた食事、ストレスを溜めない生活を心がけることが予防につながります。