• 2025年6月29日
  • 2025年6月21日

9:失神やめまい…徐脈性不整脈のサインを見逃さないで!

「急に目の前が真っ暗になった」「立ち上がるとめまいがする」これらの症状は、もしかしたら徐脈性不整脈のサインかもしれません。徐脈性不整脈とは、心臓の拍動が異常に遅くなることで、脳や全身に十分な血液が送られなくなり、様々な症状を引き起こす病気です。

主な症状としては、以下のようなものがあります。

  • めまいや立ちくらみ:特に立ち上がる際に、脳への血流が一時的に不足することで起こりやすいです。
  • 失神(意識を失うこと):重度の徐脈により、脳への血流が極端に低下することで起こります。これは非常に危険なサインです。
  • 息切れ、だるさ、倦怠感:心臓が血液を十分に送り出せないため、体が酸素不足になり、少しの動作でも息が切れたり、疲れやすくなったりします。
  • 集中力の低下:脳への血流不足が慢性的に続くことで、集中力が低下したり、物忘れが多くなったりすることもあります。

これらの症状は、日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、失神による転倒や事故のリスクを高めることもあります。もしこのような症状が頻繁に現れる場合は、迷わず医療機関を受診し、心臓の状態を詳しく調べてもらいましょう。徐脈性不整脈の多くは、ペースメーカーの植え込みによって症状が改善し、日常生活を安心して送れるようになります。

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