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神経・筋肉系疾患(頭痛など)

主な神経・筋肉系疾患

神経・筋肉系疾患(頭痛など)

緊張型頭痛

  • 緊張型頭痛は頭痛の50%を占め、1年有病率が74%と大変多い疾患です。原因として、末梢性の痛み閾値の低下、延髄より中枢の筋収縮抑制反応の低下などと共に、心理的ストレスも原因の1つではないか、と指摘されています。心理的ストレス由来の頭痛は、ストレスの元になる出来事が発症の前に起きていることが多く、慢性的に痛みが持続している場合、日常における慢性的な些細なストレスが原因となっていることが多いとされています。また、日常生活における過労・睡眠不足・悪い姿勢・歯科的異常・眼鏡の度があっていないといったことは、頭痛の悪化原因にもなるとされ、改善が必要です。

診断・治療

  • 薬物治療としては筋弛緩薬や鎮痛薬などが使われます。緊張型頭痛はストレスの関与が強いため、薬物治療と同時にカウンセリングなどが大切になります。症状は増悪・軽快を繰り返すことが多く、リラクゼーションや認知行動療法を併用していくことが大切になります。

片頭痛

  • 緊張型頭痛と並んで神経・筋肉系心身症の代表的疾患であり、頭痛のために医療機関を受診する15%は片頭痛とされ、年間数百万人が片頭痛で悩んでいます。
  • 頻度は個人差があり、月1・2回から週2~3回といった形でみられ、発作の痛みは日常生活に支障をきたす中等度から強度となります。その他にも、吐き気・嘔吐、光過敏、音過敏、ふらつき、めまい、しびれなどの随伴症状が見られることもあり、頭痛発作時は大変つらいものとなります。日常生活の精神的ストレスは片頭痛の最たる発症要因であり、その原因として、自尊心の強さ、野心家で完璧主義、権威主義、感情の抑圧といった性格的な傾向があるからと考えられています。

診断・治療

  • 脳梗塞など器質的疾患でないにも関わらず、日常生活が妨げられるような痛みであり、吐き気や光・動作でより悪化する場合、片頭痛が疑われます。治療は痛みを軽減する治療薬や予防的治療薬の使用に加え、鬱や不安などが合併している場合はそれらを対象とした治療薬も使用します。

痙性斜頸

  • 首が不随意的な筋収縮によって、上下左右のいずれかに傾く・捻れる・震えるといった姿勢異常をきたす疾患です。座っている時や歩いている時に特に症状が出てしまう事があるとも言われます。また、遺伝子異常が関与するとも言われ、日常生活や社会的適応が困難となってしまうこともあります。症状としては頸部の捻転性の姿勢異常があり、一般的には臥位より座位、座位より立位や歩行時に悪化する場合が多くなっています。更に精神的緊張や他人の視線によって症状の悪化をみる場合があります。

診断・治療

  • 薬物療法としては、抗コリン薬を用います。また心理生理学的治療方法として、胸鎖乳突筋及び頭板状筋の筋電位の低下をターゲットとしたバイオフィードバックを行うことで症状の改善を図ります。また自律訓練法は、筋弛緩のセルフコントロールのために有効であり、基本公式から第二公式がよく用いられています。また痙性斜頸の発症・増悪の因子として心理社会的背景が認められる場合には、心理療法を行うことも大切になります。
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