03-3535-2280 診療予約
診療時間
9:00~12:00 / 14:00~18:00
休 診 日
水曜・日曜・祝日

東京都中央区銀座1-6-16 銀座1616ビル4階Google Mapを表示する

BSCブログ

2016年1116 コラム

癌と食事

1997年、WCRF(世界がん研究基金)及びAICR(米国がん研究財団)により「食物、栄養とがんの予防:世界的見地から」という報告書と「十四か条」の「食生活指針」が発表されました。

 

報告書は食物と癌に関する453の研究を吟味して作成した結果、約4割の癌は食事で予防できるとの結果に至りました。
癌の3分の1は不適切な食事が原因とされ動物性の食事を控え、植物性の食事を基本として、野菜や果物を豊富に食べ、飲酒・喫煙を控える等により、口腔・咽頭がんは33~50%、食道がんは50~70%、肺がんは20~33%、胃がんは66~75%、肝臓がんは33~66%、結腸癌・直腸がんは66~75%、乳がんは33~50%、予防が可能と推定されました。

 

下記にがん予防14か条を示します。予防にとって重要な順番で並べてあります。
癌でお困りの方、周囲に癌を患っている方が居たら是非、参考にしてみてください。

 

                    
第一条:食糧供給と食物摂取
 植物由来の食品(多糖類の野菜や果物、豆類、精製度を低く抑えた主食食品)を摂る

 

第二条:正常体重の維持
 成人期を通じての体重増加を5㎏未満に抑える  

 

第三条:身体活動の維持
 1日に1時間の速歩かそれに匹敵する運動と、さらに一週間に一回、合計1時間の活発な運動をする

 

第四条:野菜類および果物類の摂取(総エネルギーの7%以上)
 一日400~800g、または5皿以上の多種類の野菜類や果物類を摂取

 

第五条:植物性食品(精製度の低いものが望ましい)
 植物性タンパク質から総エネルギーの45~60%を摂取し、砂糖からは10%以下に抑える

 

第六条:飲酒は基本的には勧められない
 どうしても飲みたいときは、男性は日本酒1合未満、女性は日本酒0.5号未満

 

第七条;肉類の摂取を控える
 赤身の肉類(牛肉・豚肉など)を摂取する場合、総エネルギーの10%まで

 

第八条:脂肪摂取は控えめに
 脂肪の摂取は総エネルギーの15%から、多くても30%を超えない範囲にする

 

第九条:塩分について
 一日の総食塩摂取量は成人で6g以下。香辛料やハーブ、お酢などで代用する

 

第十条:食品の貯蔵
 常温で保存し、カビの毒に汚染されているかもしれないものは食べない

 

第十一条:食品の保存
 腐敗しやすい食物は冷蔵庫で保存する

 

第十二条:食品添加物及び残留成分
 添加物や残留物質が適切に規制されていれば、それほど気にする必要はない

 

第十三条:調理法
 肉や魚を摂取するときには、比較的低温で調理する。焦げたものは食べない。

 

第十四条:健康補助食品について
 上記の勧告を守っている場合、全く不必要であり、役にはたたない。

 

(出典:廣畑富雄/食事しだいでがんは防げる)

一覧へ戻る