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2016年823 クリニック

コミュニケーションと生活習慣病

高血圧や糖尿病、癌などの生活習慣病の原因は人間関係や自己矛盾その他のストレスに伴う対処行動ととらえることができます。

 

例えば、職場や学校で
「思ったように言えない」
「納得のいかない事ばかりさせられる」
「同僚とコミュニケーションがうまく取れない」
など対人関係上の認識できるストレスについては、何がしかの対処行動をとることができます。

しかし時間や社会的拘束、対人関係skillの問題などにより対処行動がとれない場合は、いわゆる我慢をします。
一旦、心の奥底にしまい込むことでその場をやり過ごすこととなります。
そのまま、保持しながら別の機会に誤解が溶けたり、友人関係に改善が見られると初めて我慢した思いは満たされます。

 

残念ながらいつも解決するとは限りませんし、むしろ未解決のまま無意識下に抑圧されることが多いです。
こうしてため込んだストレスは本人にとって、何らかの不快感や苛立ちとして認識されます。
この時、どのような形で内在しているかは個人のストレス耐性や認知様式など様々な因子によって規定され十人十色です。

 

生活習慣病の背景にはこれらの心理的要因が必ず潜在しているため、単に、薬を飲み数値を下げてみても決して納得は行きません。
置き去りにされた心理的ストレスのために薬剤や医療者に対して不信感が出る事もあり得ます。
その結果、治療の糸口になるはずの大切な情報が患者からは語られることはなく、治療が成立しません。
ですから、生活習慣病の治療に際しては、良好な医師患者関係が不可欠となります。

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